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2007年01月15日

くまのコールテンくん【魂に響く絵本・児童文学】

 優れた絵本、児童書は、大人の心をもわしづかみにし、揺り動かします。



     まるで恋のように。



      ':・:*:. ☆ .:*:・:'



お正月にお年玉をもらったこどもたち。

それで、何を買うのでしょう。


「お年玉をはたいてもこれが欲しい!」と思えるものに出逢えることは、

 幸せですよね。


今日は、そんな幸せな巡り会いのお話です。

ずっと求めていたものに巡り会う奇跡を描いた絵本。



魂に響く絵本・児童文学

2007.1.15 第18号
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
『くまのコールテンくん』
ドン=フリーマン 作
偕成社(対象年齢:およそ5歳くらいから)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

  あらすじ


 くまの コールテンくんは、はじめ、おおきな デパートの
 おもちゃうりばに いました。

 おもちゃうりばでは、どうぶつも、にんぎょうも、みな、
 はやくだれかが きて、

 じぶんを うちに つれていってくれないかなあと、
 おもっていました。

 コールテンくんも、まいにち そう おもっていました。

        (中略)

 ところが、あるあさ、ひとりの おんなのこが、
 コールテンくんの めを じっと のぞきこんで、


  「ねえ、みて、ママ! あたし、ずっとまえから 
  
            こんな くまが ほしかったの。」

                    (本書P3〜P5より)


しかし、女の子の母親は、
「ズボンの肩紐のボタンが取れていて、まるで新品じゃないみたい」と、

名残惜しそうに振り返る女の子をひっぱって帰ってしまいます。

「ぼく、ボタンが取れてるの、知らなかった。今夜、探しに行こう。」

初めて自分を欲しいと言ってくれた女の子が去っていく姿を、
寂しく見送ったコールテンくんは、そう決意します。

その夜、デパートの中を、
自分がなくしたボタンを探して大冒険するコールテンくん。

でもその奮闘もむなしく、ボタンは見つかりません。


次の朝。

前夜の大冒険のため、
まだ眠い目をこすっているコールテンくんの前に、
デパートの朝一番のお客さんの姿。

それは、昨日来たあの女の子でした。


 「あたし、リサっていうの。

  あたし、あなたを つれに きたのよ。

  ゆうべ、ちょきんばこを あけて、

  あたしの ちょきんが いくら あるか しらべてみたの。

  そしたら、ちょうど あなたが かえるだけあったの。

  おかあさんも いいって。」



箱にお入れしましょうかという店員を断って、
リサはコールテン君を胸に抱いて帰ります。

アパートの一室にあるリサのお部屋は小さくて質素。

でも、女の子らしい可愛いベッドの横には、
コールテン君にぴったりのサイズのベッドが
もう用意されています。


 「これが きっと うちって いうもんだな。」と、

 コールテンくんは おもいました。

 「ぼく、ずっとまえから うちで、くらしてみたいなあって

  おもってたんだ。」


 リサは、いすに すわって、コールテンくんを ひざに のせると、

 とれた ボタンを つけてくれました。

 「あたし、あなたのこと このままでも すきだけど、

   でも、ひもが ずりおちてくるのは、きもちわるいでしょ。」

 と、リサは いいました。



 「ともだちって、きっと きみのような ひとのことだね。」

 と、コールテンくんは いいました。

 「ぼく、ずっとまえから、ともだちが ほしいなあって、おもってたんだ。」

 「あたしもよ!」リサは そういって、コールテンくんを

 ぎゅっと だきしめました。(本書P24〜P30より。太字原文ママ)


    −−−−−−−−−−−−−−−−


誰か抱きしめる相手が欲しい リサ。


誰かに「あなたがいい」と言われたい、

誰かにうちに連れて帰ってもらいたい、と切望するコールテンくん。


そんなさびしい二人が巡り会い、

「私がずっと前から探していたのはあなただ」と気づく奇跡。

胸がきゅんとなる古典的名作絵本。



       .。.・:*: ☆ .:*:・:'



ここではないどこかに、私を待っている人がいるはず。

その人は、私の目をじっとみつめて「やっと見つけた」とつぶやくだろう。

「ずっとあなたを探していた」と。


そして私も言うだろう。

「私も」と。「私もあなたを探していた」と。



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



丸ごと受け止めてもらいたい、そのまま認めてもらいたい。

「あなたがいい」と言われたい。

「他の誰でもなく、あなたがいい」、と。

欠けている所があっても、それでもあなたがいい、と言われたい。



そのままのあなたが好きだけど、

でもズボンがずり落ちてくるのは気持ち悪いでしょ?

そう言ってボタンを付けてくれる人。


欠けてるままで丸ごと受け止めてくれる人。

でもそのせいで不都合を感じずにすむように配慮してくれる人。

そんな人を友達と呼ぶのだ。



狭くても、質素でも、自分の居場所がある所、

自分のベッドが用意されている所。

そういう場所を「うち」と呼ぶのだ。

そしてそこは、どんな豪華な御殿よりもずっと素晴らしい。



求めてくれる人のいる幸せ。

居場所のある幸せ。

欠けてる所のあるあなたのままでいいと言ってもらえる幸せ。

足りないところを補い合える幸せ。



人と人とは補いあい、かばいあい、支え合い、ありがとうを言い合い

ぎゅっと抱きしめ合って 生きていく。

             欠けてるままで。




   .。.・:*: ☆ .:*:・:'



コールテンくんは、リサ親子に出逢うまで、

ボタンが取れていることに気づかなかった。


人と人は、触れあうことでお互いの独自性に気づく。

それは、欠点・短所に気づくことでもある。

人と人は、出逢うことで、お互いの欠けている点に気づく。



人は人に欠点を指摘され、ときには嘲笑され、
            劣等感を抱かされることがある。

そして人は人に、そのままでいい、そこがいい、と
     認められ、受け入れられ、励まされ、癒される。

人は人によって傷つき、人は人によって癒される。

傷つくことは磨かれること。

  人は人によって磨かれる。

  人は人によってしか、磨かれない。



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



人は皆、不完全に生まれる。

そしてその不完全さを

受け入れあい、認め合い、支え合い、補い合って

社会として機能していく。

人は社会的存在なのだ。


社会はジグソーパズルだ。

あなたの不完全さを、誰かが埋めるだろう。

誰かの不完全さを、あなたが埋めるだろう。


完全な存在であろうとしないで欲しい。



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



ここではないどこかに、私を待っている人がいるはず。

その人は、私の目をじっとみつめて「やっと見つけた」とつぶやくだろう。

「ずっとあなたを探していた」と。


そして私も言うだろう。

「私も」と。「私もあなたを探していた」と。



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



人は本当はそのままでいい。

ありのままでいい。

それでも人は必ず、

自分に欠けているところを埋めてくれるものを求めて探求の旅に出る。



その旅の果てに、「自分は自分のままでよかった」

「足りない存在のままで ひとと補い合えばよかった」

の答えにたどり着く。



青い鳥は自分の家にいるもの。

でも一旦、家の外に探しに出ることで、

やっとその真実を見る目が開かれる。



自分のミッシングピース探しの旅。

自分探しの旅。

そして自分のミッシングピースは、どこかで獲得するものではない。

誰かとの絆の中でこそ埋められるのだ。


            欠けてる所を補いあう形で。



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



だから、あなたらしさを恥じず、存分に輝いて欲しい。

人より突出した部分を恥じず、欠けている部分を隠さず、

あなたらしさを存分に発揮してほしい。


そんなあなたを待っている人がいる。

そんなあなただからこそ、ぱちりとはまる場所がある。


あなたは世界のミッシングピースだ。

あなたは世界に待たれている。



くまのコールテンくん
ドン=フリーマン 作
偕成社(対象年齢:およそ5歳くらいから)

posted by スピリチュアルコーチたまちゃん at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 魂に響く絵本・児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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