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2007年05月20日

自分史:夫との出会い その7

私と彼とは、「偶然にばったり」もあり得ない遠距離恋愛です。

いったん別れてしまえば、復縁は難しい。

普通ならここで復縁はないことでしょう。



しかし、運命の天使様が微笑んでくれました。



別れてから1ヶ月ほどたった頃、電話が鳴りました。

韓国のソウルの安宿で一緒にたむろっていた仲間からでした。

彼との出会いの舞台になった、あの安宿です。


「“金髪の日本人”さんのところに泊めてもらってスキーしようと思うんだけど、一緒に行こうよ!」


その子は細かいことにはこだわらないニコニコ朗らかな男の子で、

  「“金髪の日本人”さんとは実はその後つきあって別れたので、
  気まずくてとても行けない」

と断っても

  「そう言わずに行こうよ」
  「いいじゃんいいじゃんそんなこと気にするなよ」

の一点張り。



普通、そんな理由を聞かされたら「そう・・・ごめんね・・・」とすぐに引っ込みませんか?




その子はニコニコと爆弾発言を平然と口にするような、それで
周囲が凍っていても気づかないような、そんな天然キャラでした(^^)



でも、そのカラリとした明るさに「別にいっかー」と行く気にさせられたんですから、私たち二人の恩人ですね。。。。

最近すっかりご無沙汰してますが、Kくん、感謝してます!



もちろん、嫌いになって別れたわけじゃなかったからこそ行こうかなと思えたんですよね。

そうでなかったら彼も歓迎してくれなかったことでしょう。

共通の話題がなくって寂しい、とか、私は寂しがりやで長距離恋愛には向かない、とか、そんな理由で「ちょっと無理かな」と思ったところに“金髪の日本人”さんが「僕とつきあっていてつらいなら別れようか」と身を引いてくれた。

そういう別れ方でしたから。

ドロドロの傷つけあいをして別れたわけじゃなかった。

その後もたまには電話で話してましたし・・・。

でも、「別れ」を口にしたのが彼からだったこともあり、「振られた」いう思いもあって、気まずいのは気まずかったのです・・・。



というわけで、朗らかで細かいことは気にしないKくんに強引にひっぱられる形で、富良野の彼のところにスキーに行きました。

出会ってからほぼ一年たった、初春の頃だったのではないでしょうか。



久々に訪れる彼の部屋はやっぱり素敵で、彼の手料理はやっぱり手際よく、
盛りつけも凝っていて、おいしい。


そして雪山での彼の姿はとっても格好良かったのです!(*^^*)


私の理想の男性の条件のうちの次の二つを十二分に満たす姿でした・・・

「大胆で実行力がある人」

「生命力の強い人。サバイバル能力のある人。
 自分の手で家を建てたり、自分で井戸を掘って水を確保できたりするような、
 山から獲物をぶら下げて帰ってきたりできるような、そんな人。」



スキー場なので当たり前ですが、雪が積もっていて寒いんですよ(^^;

で、彼も大阪出身で、つい数ヶ月前まで九州に住んでいた人のはずなんですよ。

北海道の冬なんて、初体験のはず。

スキー自体、初心者同様だと自分でも言っていて、決してそんなに上手ではない。



なのに、すごく堂々と生き生きと振る舞っている。

寒さや雪に全くたじろぐ様子がない。

アパートの前の雪かきとかをする姿が力強くて要領良くって、しかも全然めんどくさそうじゃない。
しんどそうじゃない。

私が慣れない重いスキー板を運ぶのに手間取っていると、片手でひょいひょい運んでくれる。

すごく親身に指導してくれて、教えてくれる。

それも全然偉そうじゃない。

「そういう俺も下手なんやけどな」と言ってハハハと屈託なく笑う。

こけるたび、「俺こんなとこでこけた〜!」といちいち大笑い(^^)




またまた目がハートになりました・・・

正直に言って、惚れ直しました・・・(*^^*)



やっぱり私はこの人がいい!

ちょっとくらい趣味が合わなくても、感覚が違っても、ちょっとくらい寂しい思いをすることになっても、私はこの人じゃなきゃ嫌なんだ。

とにかく私はこの人がいいんだ。




でも、短い滞在期間はあっという間に過ぎ、帰る日が近づいてきました。


そんなとき、また“天然”くんのKくんが爆弾発言をしたのです・・・


「僕は用事があるから帰らないと仕方がないけど、たまちゃんはもう少しいればいいじゃん。

どうせ大学、冬休みなんでしょ?

だったらゆっくりすればいいじゃん。

僕は一人で帰るから、たまちゃんは残りなよ。」



私は驚いて「だって・・・迷惑だろうし・・・」とかなんとかモゴモゴつぶやきました。

“金髪の日本人さん”は「別に迷惑じゃないよ。残れば?」と答えてくれました・・・



次の日、Kくんはニコニコとさわやかに一人帰って行きました。



“金髪の日本人さん”が「残れば?」と言ってくれた時点で、そして私が一人残ることを決めた時点で、私たちは再び付き合い出すことを決意したわけです。

「だって、自分から“別れよう”って言って私を振ったくせに!」と後からすねてみせると、「僕とつきあってるせいで苦しいなら悪いと思ったから」と言ってくれました。


その当時も、今も、一貫して、彼は私をとても大切にしてくれます。

私は、その当時も、今も、一貫して、彼に惚れ込んでいます(*^^*)



でも、全然スムーズじゃなかった。


何回も何回も大喧嘩を繰り返し、傷つけあいました。

何回も何回も別れました。

結婚してからもそれは続きました。

何回も何回も「離婚」という言葉が飛び出しました。



私がこの連載を通して伝えたかったことは、


「運命の人と出会えばハッピーエンド」というわけではない!


ということです。





出会えればめでたしめでたしではありません。


「チャンスが巡ってきても、それをつかんでモノにするのは自分の行動力」

なのです。



そして、出会って結ばれるところでハッピーエンドが訪れるのは、おとぎ話の中だけです。


「その後、関係性を築いていくのは自分の努力」


なのです。



私は、21歳という若さで、思い描いていた通りの男性と巡り会いました。

それは、単純な幸せを意味しませんでした。


幼稚で未熟なまま「運命の人」と出会う。

それはなかなか過酷な経験でした。



「運命の人」と出会う時期の早い遅いにかかわらず、親密で継続的な関係を誰かと持てるようになるには、人生経験と人格の成熟が必要なのです。


自分磨きと人格の成長に、出会ってから取り組むのか、出会う前に取り組むのか。

その違いがあるだけなのです。


「他人といいパートナーシップを築けるようになっているかどうか資格試験」に、合格してから出会うのか、

出会ってから、合格するまで過酷な勉強に取り組むのか。


その違いだけ。

そんな感じです。



私は、「早すぎる巡り会い」に苦しみました。



その8へ

posted by スピリチュアルコーチたまちゃん at 01:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 夫との出会い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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