こちらではこんなコラムが読めます。

 ・いじめられっ子からの乗り越えストーリー  ・ネガティブを抱えて生きる象徴「キノコ荘物語」

 ・私のコーチングに対する想い/私のコーチングスタイルの特長など

 ・インナーチャイルドの癒しの旅  ・自分史:夫との出会い  ・魂に響く絵本・児童文学  ・自分史:占い師への道  ・過去生の記憶(魔女狩りの記憶 他)  ・私は声が出なかった(場面緘黙症だった記憶)  ・おすすめセラピー・ワークショップ・講座など  ・私の年表

 ・怒りや憎しみなど、ネガティブな感情と向き合い乗り越える

【珠帆美汐のサイト、ブログ、各種サービスなど】   banner.jpgホームページ「スピリチュアルコーチング

アメブロ \ フェイスブック \ ツイッター\ 魂の成長を促すタロット講座(たまタロ) \魂の成長を促すコーチ養成講座 \   ライトワーカー応援サイト「珠帆印」 \ 現実を動かす7ヶ月間グループセッション〜セラサポ

2010年06月24日

生命の豊かさ、多様性、雑多さ。「ジャイアントジャムサンド」

 優れた絵本、児童書は、大人の心をもわしづかみにし、揺り動かします。



     まるで恋のように。


 ☆読者の方限定 秘密パスワード公開! 

              詳しくは巻末をご覧下さい♪



      ':・:*:. ☆ .:*:・:'




時は八月。

全ての生命エネルギーが沸き立つ盛夏。


私の住む自然に囲まれた山村では、毎年スズメバチがこの時期ブンブンと飛び回ります。

蜂と8。音が一緒ですね。そのうえ、8という数字の形は蜂に似てますね(^^)



そんな、8月の蜂の羽音に代表されるような


盛夏ならではの命のざわめきが伝わってくる絵本を選んでみました。



魂に効く絵本  ?絵本は恋に似ている?

2007.7.31 第19号
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
『ジャイアント・ジャム・サンド』
ジョン・ヴァーノン・ロード 作
アリス館(対象年齢:読んであげるなら4歳くらいから)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

  あらすじ


 チクチク村へ飛んできたハチ・・・

 400万匹・・・こりゃ、たまらん!

 ブンブン、ワンワン、ウォンウォン、チクッ!

 そこで、パン屋のおじさんが、考えた

 素晴らしいハチ退治。

 それは、大きな大きなジャム・サンド!

 さて、ハチは?

           (本絵本 裏表紙より)

    ????????????????


生命の豊かさ、多様性、雑多さ。

それは豊穣の証。

ハチは花粉を介在し、作物に実りをもたらす。

ただのやっかいものではない。

ただの害虫ではない・・・



そもそも、ただの害虫なんて、この世に存在するのだろうか?

すべて、助け合い、補い合う存在なのではないだろうか。

たくさんの生き物がつながりあい、補い合い、支え合い、

地球の命はつむがれていく。

命の連鎖はつむがれていく。

植物を小型草食獣が食べ、その草食獣を肉食獣が食べ、

その肉食獣が死ぬとその死骸を虫が食べ、微生物が分解し、

土に還り、それを栄養として植物が育ち、それを草食獣が食べ・・・


地球はこうして命の循環をしている。


ただのやっかいもの、ただの害虫なんて、一切存在しない。

それが、命。

それが、生き物。




しかし、そうは言ってもチクチク村の村民にとって、

大量発生したハチはどうしようもなく「やっかいな存在」だった。

畑仕事ができない、普通の日常生活を送れない。



そこで一致団結してアイディアを出し合い、助け合って

「巨大ジャム・サンド大作戦」を決行。


パン屋さんはパン屋としてその知識と技能を発揮し

お百姓さんは自分の畑を「つかってくだせえ」と申し出、


村民ひとりひとりが自分にできる協力を惜しまず、

    トラクター、工場、ヘリコプター、大量の苺ジャム・・・

持てるものを惜しげもなく差し出し・・・



最後は作戦大成功のお祭り騒ぎ!

村民総出で 「うたって おどって わらって さわぐ」

巨大ジャムサンドのために焼いた巨大パンを、みんなで食べながら。



   ところで サンドは どうなった?

   むらの みんなが いうことにゃ

   とりが はこんで とんでって

   100しゅうかんも だいえんかいを しました とさ



めでたしめでたし。



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'





蜂が大発生し、困り果てたからこそ、村民が一致団結して立ち上がった。

災難と言える事件があったからこそ、解決後に喜びと達成感が味わえた。


互いの活躍をねぎらう。

結束が強くなる。

お互いを見直す。

信頼関係が増す。

祝祭の宴でカタルシスを味わう。



すべての出来事に意味がある。

子どもの病気や問題行動は

家庭の不和や不均衡を正すためのきっかけとしての意味を持つ、という。



この「蜂の大発生」事件にも、同じような効果があったのではないだろうか。



一見、問題と思えるもの、見えることの中に潜む「豊穣」へのきっかけ。

そこに目を向けてみてもいいかもしれない。





        .。.・:*: ☆ .:*:・:'





生い茂る雑草、あちこちに出没する蟻、ハエ、ゴキブリ、蜘蛛のたぐい。

それらの秘めている豊かな可能性に、感謝の目を向けてみてもいいかもしれない。


雑多さがはらむ豊かさ。

多様性が指し示す未来への希望。

無秩序、混沌がもたらす新たな展望、新たな希望。



生き物が死ぬことで、

そしてその死体が腐ることで

未来へと生命エネルギーが循環していくように



雑多な微生物、多種多様な昆虫たち、混沌とした生き物の多様な営みがあるからこそ、

地球は青々と命の輝きをたたえ、明日へと命の流れは受け継がれていく。

連綿と。



問題が起こるからこそ、混乱ととまどいがあるからこそ、人は新たな気づきに至る。

洞察が起こり、次元が新たな地平へとシフトする。


平穏無事は停滞へとつながりやすく、

問題と混乱は刷新と改革への道となりやすい。



無秩序、混沌がもたらす新たな展望、新たな希望。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




うっかりと火を通すのを忘れていた味噌汁の味が変わりやすく

生ゴミがにおいやすく

虫たちの活動が盛んになりやすく

雑草が生い茂りやすい

そんな真夏

命の祭りに感謝と崇敬の目を。




混沌、雑多、カオス、不潔、腐乱

  そんなものに潜む

     変化の可能性、未来への希望のきっかけの可能性に。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'







『ジャイアント・ジャム・サンド』
ジョン・ヴァーノン・ロード 作
アリス館(対象年齢:読んであげるなら4歳くらいから)
ラベル:児童文学 絵本
posted by スピリチュアルコーチたまちゃん at 22:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 魂に響く絵本・児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「はやたろう」1

ある日、旅のお坊さんがある村を通りかかると、村のみんなが泣いていた。魂に響く絵本・児童文学「はやたろう」その1
 優れた絵本、児童文学は、大人の心をもわしづかみにし、揺り動かします。



     まるで恋のように。




      ':・:*:. ☆ .:*:・:'




 ☆今号は日本の民話です(^^)
  長くなってしまったので、分割してお送りしますね。
  続きはまた明日!


魂に響く絵本・児童文学

2009.8.19 第24号
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
『はやたろう』
監修・松谷みよ子、文・小沢清子、絵・太田大八、小学館
(対象年齢:読んであげるなら五歳くらいから)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞

  〜 あらすじ 〜
ある日、旅のお坊さんがある村を通りかかると、
村のみんなが泣いていた。

わけを尋ねると、今日は年に一度、村の神様に娘を捧げる日だと
いうではないか。

「神様は人を助ける存在のはず。娘を差し出させるなんて、
本当の神のはずはない。」

その夜お坊さんが社の下に隠れて様子をうかがうと、
「神」の正体はなんと巨大な二匹のヒヒだった。

ヒヒが恐れる「越後高田のはやたろう」を探して旅に出たお坊さんが
越後高田で見つけた「はやたろう」は、なんと人ではなく犬だった。


村に連れ帰られたはやたろうはヒヒに敢然と立ち向かい、ヒヒを倒す。
が同時にはやたろうも息絶えた。

霊犬はやたろうのおかげで平和の戻ったことを村人達はとても喜び、
はやたろうを祀るお堂を建てていつまでも大切に拝んだということだ。



        .。.・:*: ☆ .:*:・:'



民話は人の魂の成長を描いていると言われている。

だからこそ、人の心にまっすぐ届き、魅了し、
何百年という年月の間語り継がれていく力があるのだ。


この民話の場合、村全体を一人の人格として見立てると、
魂の成長が描かれているのが読み取れる。


人の人格は、平板な一枚岩のようなものではない。

色んな人がいる村のように、色んな顔を持っているもの。

いろんなパート(副人格)が組み合わさってできているもの。

一人の人の中に、傷つきやすい子どもっぽい人格も居れば、
冷静沈着で理性的な大人な人格も居る。

「なんでもいいじゃん」とゆるゆるな人格も居れば、
几帳面でいたいお堅い人格も居る。

自分という一人の人間の中に、複数の人格のパートが居て、
それぞれせめぎ合う。

まるでひとつの村のように。





        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




  この民話の村を一人の人格と見立てると。

  "娘"は若々しくみずみずしい生命力の象徴。

  将来の大きな変容の可能性の象徴。

  変化と成長と繁栄の兆しの象徴。



  "ヒヒ"は、「変化したいだと?ふざけるな。」と言ってくる存在。

  「挑戦?失敗したらどうするんだ。今のままでいろ。」と言ってくる
  自分の中の一側面。

  それが、"ヒヒ"の暗喩するもの。

  自分の中に潜む、変化を恐れる心の象徴。



  "旅のお坊さん"は、メッセンジャー。

  広い世界からの。

  ハイヤーセルフからの。

  成長を助け変化を促進する福音をもたらしてくれる存在。

  シンクロニシティのような。



  では、霊犬"はやたろう"は・・・?




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




この物語を現代の現実を生きる一人の人のお話に置き換えると、

以下のような魂の成長物語として翻訳することができる。



 
        □ □ □


人は、変化し成長するもの。

平凡に穏やかに暮らしているあなたも例外ではない。

あなたの内側に、折に触れ新しいことにチャレンジしてみたい気持ちが
沸き上がってくる。

「ああ、あんなことに挑戦してみたいなあ・・・。」


でもあなたは、そんなささやかな願いをこみ上げてくる度に押し殺す。

「でも難しすぎる」「お金がかかる」「時間がない」「あの人が反対する」
「周囲の人がどう思うか」・・・云々。

神をかたる化け物に「娘を差し出せ。さもないと村をめちゃくちゃにするぞ」
と脅されて素直に娘を差し出し続けた民話の中の村人のように、

変化は難しくて危険なもの、
安全に生きていくためには慎重でないといけないと信じている。



そうやって
変化したい心を何かのせいにしては抑圧することを繰り返していたあなたに、

ある日思いがけず新風が吹き込む。

物語でお坊さんが
「娘を差し出させるなんておかしい。そんな神に従うことはない。」
と言ったように、

あなたの心に吹き込んだ新風は告げる。


  「変化を望んでもいいのかもしれない。

   自分を押し殺さないで生きる道もあるのかもしれない。」




「本当に無理なの?チャレンジしてみたらいいんじゃないの?」と

「変えようとしてみた?努力してみたの?」と、

「最初っからあきらめてるなんて、なんかヘンだよ」と、突然気がつくのだ。

きっかけは、お友達の何気ない一言かもしれないし、
本屋でふっと手にとった書物の1ページかもしれない。

テレビで見た何かかもしれないし、電車のつり革広告かもしれない。




お坊さんが、村の悪い慣習を断ち切るために
越後高田にヒヒの恐れる"はやたろう"を探しに行ったように、

あなたは、あなたに訪れた直感的な疑問に従い、
自分自身の成長と変化の小さな芽を守り育むために
クエスト(探求、冒険の旅)を始める。

気になる本を何冊か図書館で探すのかもしれないし、
ネットで特定のキーワードで検索してみるのかもしれない。

心理カウンセリングやセラピーやヒーリングを受けるのかもしれないし、
セミナーを受けてみるのかもしれない。

コーチングを試してみるのかもしれないし、
何かの勉強を始めるのかもしれない。

とにかく、変化を恐れる心に立ち向かえる強さを得るために、
あなたは心の旅を始める。



                    (つづく)




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




『はやたろう』
監修・松谷みよ子、文・小沢清子、絵・太田大八、小学館
(対象年齢:読んであげるなら五歳くらいから)


※参考文献
『昔話の深層―ユング心理学とグリム童話』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)

『昔話と日本人の心』 (岩波現代文庫―学術)
河合 隼雄 (著)

『ファンタジーを読む』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)

『子どもの本を読む』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)
ラベル:絵本 児童文学
posted by スピリチュアルコーチたまちゃん at 22:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 魂に響く絵本・児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「はやたろう」2

そしてとうとう"はやたろう"が見いだされる。魂に響く絵本・児童文学「はやたろう」その2
   ※前回の日記の続きです。


そしてそのうち、とうとう"はやたろう"が見いだされる。

あなたはあなたの内なる可能性を救い出してくれる力強い何かを見いだすのだ。


あなたが見つけ出したあなたの守り手は、誰か特定の人物ではないだろうし、
知識とか理論のような理性的なものではないだろう。

それは、もっとワイルドで荒々しい"エネルギー"であり"パワー"のはずだ。

"はやたろう"が人ではなく犬だったように。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




  「私は私の人生を生きたいんだ!」というあなたのお腹の底からの決意。

   なにくそ!という底力。

  「誰がこのままで終わるもんか」という静かな怒り。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




霊犬"はやたろう"もまた、あなたの人格の一側面なのだ。

獣のように力強く原初的なエネルギーを、あなたもまた自分の内側に
持っていたのだ。

「私は私の人生を生きる!この夢は絶対にあきらめない!」

あなたは自分の中の変化を恐れる心と真っ向から向き合い、
怖さに震えながらも何かの決意を実行に移す。

本気で好きになった人に体当たりの告白をするのかもしれないし、

「これだ!」と思った資格スクールに申込書を提出し安くない入学金を
振り込むのかもしれない。

親からの余計な口出しにはっきりと「NO!」を突きつけるのかもしれないし、

腐れ縁の恋人ときっぱりと別れるのかもしれない。

以前なら無理だとあきらめたような大きな目標に向けて、
500円玉貯金を始めるのかもしれない。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




"ヒヒ"は自分の外側にいる邪魔な存在ではなく、

"はやたろう"もまた
自分以外のより高次の存在が助けに駆け付けてくれたのではなかった。

両方、自分の一側面だったのだ。

変化や新しいものが伴うリスクから自分を守る保守的なパートと

あえて怖いものに勇気を持って立ち向かう革新的なパート。

両方、自分の中に備わっている大切な自分の一部だった。

より良い人生を送るために、

より幸福になるために、備わっている重要なあなたの魂の一部なのだ。




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




はやたろう的な革新的人格が、

「大丈夫、やり抜くから。

ちょっとくらいの危険には立ち向かう勇気があるから。

本気だから。信じて。そして、助けて。」

とヒヒ的な保守的な人格にまっすぐに宣言できたとき、
はやたろうとヒヒは統合され、"娘"という可能性を孕む存在へと昇華される。

錬金術で言う、「王と王妃の結婚」だ。

対立物として拮抗していた存在は統合され、新しい可能性へと姿を変える。

変化が引き起こされ、輝かしい未来が幕を開け、未知なる地平が姿を現す。



                        (つづく)




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




『はやたろう』
監修・松谷みよ子、文・小沢清子、絵・太田大八、小学館
(対象年齢:読んであげるなら五歳くらいから)


※参考文献
『昔話の深層―ユング心理学とグリム童話』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)

『昔話と日本人の心』 (岩波現代文庫―学術)
河合 隼雄 (著)

『ファンタジーを読む』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)

『子どもの本を読む』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)

ラベル:児童文学 絵本
posted by スピリチュアルコーチたまちゃん at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 魂に響く絵本・児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「はやたろう」3

☆長くなってしまったので、分割してお送りしてます。
  今日は「その3/完」をお届け!

∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
『はやたろう』
監修・松谷みよ子、文・小沢清子、絵・太田大八、小学館
(対象年齢:読んであげるなら五歳くらいから)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


さて、ここからは絵本のお話ではなく、
私自身の本当の話です。


私が三年前に亡くした愛犬の名前は、まさに「早太郎」でした。

この民話にちなんで名付けました。

新しく我が家に来た犬の名前をなんにしようか自分に問いかけた瞬間、
ぴったりのタイミングでテレビから流れてきたのがこの民話。

問いに、天啓のように答えが与えられた瞬間でした・・・。



16年前に我が家にやってきた、霊犬にあやかって早太郎と名付けられた犬は

3年前の夏、寿命を全うして眠るように逝きました。



その後の私を訪れた変化は、

まさに私の中でずっと生け贄に捧げられ続けた柔らかで幼い子どものような存在が
息を吹き返していくような変化でした。


「自分らしく生きる」ということ、「人生を楽しむ」ということを、

ワガママだとしか思えずに押し殺そうとしていた私

(まさに娘を生け贄に差し出し続けた村のような状態でした)の元に、

たくさんのメッセージが届けられ、

たくさんの意味ある偶然の一致が起きました。


旅のお坊さんが何人も大挙して訪れてきてくれたような現象が起きました(^^)



私は人生を楽しんでもいいのかもしれない。

人の役に立たないなら生きていてはならない、と思いこみ過ぎてるかもしれない。

私はただ、そこに居てもいい存在なのかもしれない。

そう思わされるメッセージが次々に届く中で、


     「いや、とてもそうは思えない!」


私は罪悪感や恐怖や自己不信、他者不信におののきました。


そして、このテーマで何度も何度も心理セラピーを受け、

コーチングを受けました。


早太郎とヒヒが、私の中で戦ったのです。何度も、何度も。

私の中に封印されたワンダーチャイルドを賭けて、

死闘が繰り広げられました。



その結果。

ヒヒと早太郎は統合されて私の中に取り込まれ、

「何をしでかすかわからないから自由にさせるわけにいかないんだ」と

自分の奥深くに封印されてきたワンダーチャイルドが太陽の下に姿を現しました。


閉じこめられていた洞窟から解放されたのです。

今までずっと失われていた私の一側面。

その側面をやっと取り戻し、

私はよりワイルドにより力強く生き始めました。

より荒々しく、より自由に、より野放図に。



ほっておくと何をしでかすかわからなかった、

やんちゃで乱暴でしつけのしようがなかったハスキー犬、早太郎

その早太郎に投影され肩代わりしてもらっていた私のパート。



早太郎を得て、そして喪うことで、

私は自分の中のはじけるようにワイルドで型にはまらない

破天荒なワンダーチャイルドを取り戻しました。




人生のこの時期、この民話を、素で生きた感じがします。

この民話を、私は生ききりました。




欲しいものを欲しいと言っていい。

イヤなものをイヤだと言っていい。

たとえ何の役にも立たなくても、私は生きていてもいい。

私は存在する価値がある。



今、やっと私はそう思えます。

私は、私の一部を押し殺すことと引き替えに

生きていることを許されているのではなかった。


そう思いこんでいたのは私の勝手な思いこみだった。


神はそんなことを望んだりはしない。

私自身が変化とチャレンジを恐れるあまりに作り上げた

「誤った信念体系」に過ぎなかったのだ。

私は自分の人生を幸福に生きてもいい。



人は誰でも、自分の人生を、幸福に生きてもいい。

人は、自分の一部を押し殺さなくてもいい。

自分の全体性を生きようとしてもいい。

自分の中の、生け贄に捧げられようとしている一部を、全力で救いだそう。

そんなあなたを、宇宙は全力でサポートするだろう。

「旅のお坊さん」的メッセンジャーが、これでもかこれでもかと、

大挙してあなたの元を訪れるだろう(^^)



だからあなたは、本来の自由なあなた自身を、

押し殺さずに生きてください。

あなたの可能性を、「変化を恐れる心」の前に生け贄として差し出すのを、

そろそろやめてください。

それが、この民話「はやたろう」からあなたへのメッセージです。



                            (その3/完)




        .。.・:*: ☆ .:*:・:'




『はやたろう』
監修・松谷みよ子、文・小沢清子、絵・太田大八、小学館
(対象年齢:読んであげるなら五歳くらいから)


※参考文献
『昔話の深層―ユング心理学とグリム童話』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)

『昔話と日本人の心』 (岩波現代文庫―学術)
河合 隼雄 (著)

『ファンタジーを読む』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)

『子どもの本を読む』 (講談社プラスアルファ文庫)
河合 隼雄 (著)
ラベル:児童文学 絵本
posted by スピリチュアルコーチたまちゃん at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 魂に響く絵本・児童文学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
banner.jpgホームページ「スピリチュアルコーチング」はこちら!
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。